有楽町スバル座
”映画文化”を通し人々に心の豊かさを贈り続ける
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スバル座の歴史History of SUBARUZA
12月31日「わが心の歌」で開館 1階席は自由席、2階席は指定席の各回入替制、指定席券は前売も行うという、 当時は画期的な方式と大評判になった。
3月25日公開の「アメリカ交響楽」より全席指定(座席数804)、最後列にはロマンス・シートを配したロードショウ劇場として発足、本邦初のロードショー劇場となる。 ロードショーは、封切館が大体2週単位で上映していくのに対し、一般封切より先行の形で観客の動員次第では6週も8週も長期興行を続ける興行方式をとり、第1作目の「アメリカ交響楽」は10週間、次いで「ガス燈」が8週間、「心の旅路」が10週間とロングラン上映をした。
4月8日より本邦初公開の長編アニメーション「ガリバー旅行記」を上映。
6月1日公開の「我等の生涯の最良の年」が記録的な17週間ロングラン上映
5月26日公開のディズニー映画「バンビ」がヒット。
漫画家手塚治虫が朝から晩まで連日鑑賞したとの逸話が残っている。
3月18日公開のベートヴェンの伝記映画「エロイカ」でロードショー興行を終了する。
ロードショー公開作品は合計73作品だった。
9月6日「宇宙戦争」上映時に、火災により焼失。
約7年で「丸の内スバル座」は閉館となる。
4月29日「有楽町スバル座」開館。
当初は日活の専門館としてスタート。
12月16日公開の「足ながおじさん」より洋画ロードショー館に転向。
1月24日公開の「イージー・ライダー」が記録的大ヒット。
動員数延べ17万人を超える大ヒット。この動員数はスバル座史上NO.1の成績となる。
8月24日公開のビートルズ主演映画「レット・イット・ビー」も大ヒット。
連日ビートルズファンが駆け付け、メンバーの誕生日にはステージに花束とケーキを供える女性ファンも。
7月17日公開の「バニシング・ポイント」が17週のロングラン。
9月23日公開の「スヌーピーとチャーリー」が大ヒット。
「スヌーピーとチャーリー」上映。
その後、昭和48、50、51年と夏は「スヌーピー」映画を上映。
12月21日公開のジョージ・ルーカス監督作「アメリカン・グラフィティ」が大ヒット。
11月3日公開の「ケンタッキー・フライド・ムービー」が大ヒット。
当初2、3週間の予定が大盛況の為、16週間のロングランに。
4月18日公開の「ブリキの太鼓」が大ヒット。
12週間の上映終了後、お客様からの要望により、夜1回上映延長をする。
その後、2週間続映と当時ではあまりない興行となった。
10月23日公開のベルナルド・ベルトルッチ監督「1900年」は、 1部2部一挙上映と当時ではめずらしい上映をした。
ジム・ジャームッシュ監督の 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ダウン・バイ・ロー」を上映
スバル座50周年記念作品として、 「バットボーイズ」「デスペラード」を上映
3月22日公開の「シャイン-輝き-」が大ヒット。
こちらはスバル座興行収入トップとなる記録を達成。
その後の「もののけ姫」も大ヒットとなり連日長蛇の列が出来た年でした。
11月6日公開「君のいた永遠(とき)」
初日の舞台挨拶で金城武ファンが殺到。前日の夜の段階で300人を超える人が 入場の列に並んだ。
5月31日から10週間
「ラブチャップリン、チャップリン映画祭」を開催。
場内の笑い声がロビーに響くほどの大盛況ぶりでした。
10月2日より「フランス映画祭」を開催。
「望郷」「太陽がいっぱい」などフランス映画の名作を上映。
東宝洋画系を離れ独自の番組編成となる。
12月10日より「スバル座65周年特別番組オールタイムベストムービー・イン・スバル座」を開催。
「イージー・ライダー」「いつも心に太陽を」等上映。
11月17日公開の「その夜の侍」が、新作の35mm上映の最後の作品となる。「その夜の侍」上映期間中の12月にデジタル上映に移行する。
12月27日~2月6日
故高倉健さんの追悼上映「銀幕の輝き-高倉健-」を開催。
高倉健主演の東宝作品を上映。
10月4日「みとりし」「アルツハイマーと僕」をもって 通常興行を終了する。
10月5日~20日「スバル座の輝き~メモリアル上映~」を開催。
「イージー・ライダー」から始まり全49作品を上映予定していたが、台風の為、一部上映休止作品もあった。
最終上映の「花筐-HANAGATAMI-」では、大林監督の舞台挨拶、その後サプライズで出演者の登壇、スバル座従業員に花束を贈呈等大盛況で幕を閉じた。
有楽町スバル座として53年、丸の内スバル座から通算73年だった。
興業・動員数ランキング
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「有楽町スバル座」 興行収入ベスト10
シャイン -輝き-公開日:1997年(平成9年)3月22日
- 動員
- 100,035人
- 興収
- 157,347,100円
アトランティス公開日:1992年(平成4年)10月3日
- 動員
- 93,200人
- 興収
- 137,065,400円
ケンタッキー・フライド・ムービー公開日:1978年(昭和53年)11月3日
- 動員
- 103,609人
- 興収
- 123,838,441円
午後の遺言状公開日:1995年(平成7年)6月3日
- 動員
- 80,353人
- 興収
- 112,190,300円
もののけ姫公開日:1997年(平成9年)7月12日
- 動員
- 72,398人
- 興収
- 108,696,600円
スヌーピーとチャーリー公開日:1976年(昭和51年)7月10日
- 動員
- 112,213人
- 興収
- 104,534,240円
アメリカン・グラフィティ公開日:1974年(昭和49年)12月21日
- 動員
- 103,952人
- 興収
- 95,391,908円
ダウンタウン物語公開日:1977年(昭和52年)1月15日
- 動員
- 90,861人
- 興収
- 95,194,897円
ブリキの太鼓公開日:1981年(昭和56年)4月18日
- 動員
- 69,452人
- 興収
- 94,025,950円
ダウン・バイ・ロー公開日:1986年(昭和61年)11月22日
- 動員
- 69,394人
- 興収
- 93,500,300円
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動員ベスト10
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イージー・ライダー 公開日:1970年(昭和45年)1月24日
- 動員
- 177,475人
- 興収
- 83,156,880円
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スヌーピーとチャーリー 公開日:1976年(昭和51年)7月10日
- 動員
- 112,213人
- 興収
- 104,534,240円
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いつも心に太陽を 公開日:1968年(昭和43年)2月24日
- 動員
- 108,570人
- 興収
- 40,828,006円
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アメリカン・グラフィティ 公開日:1974年(昭和49年)12月21日
- 動員
- 103,952人
- 興収
- 95,391,908円
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スヌーピーの大冒険 公開日:1975年(昭和50年)7月26日
- 動員
- 103,779人
- 興収
- 92,064,800円
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ケンタッキー・フライド・ムービー公開日:1978年(昭和53年)11月3日
- 動員
- 103,609人
- 興収
- 123,838,441円
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おかしな二人公開日:1969年(昭和44年)4月26日
- 動員
- 102,060人
- 興収
- 45,708,136円
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バニシング・ポイント 公開日:1971年(昭和46年)7月17日
- 動員
- 101,834人
- 興収
- 55,800,283円
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レット・イット・ビー 公開日:1970年(昭和45年)8月24日
- 動員
- 101,320人
- 興収
- 48,165,910円
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シャインー輝きー公開日:1997年(平成9年)3月22日
- 動員
- 100,035人
- 興収
- 157,347,100 円
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